昔、ゴッホの絵を「下手だ」という友人がいた。
確かにまぁ、下手だ。
けど人は美術館に行く。
なぜだろう、と思ったとき、僕らはゴッホのことを自然と「昔の人」扱いしてることに気付いた。
「昔の人だから、未熟でもしょうがない」って。
社会は、文化は、確実に「進化」している。
いま、僕らは就職できず死ぬかもしれない。
だけどその問題を叫ぶことで、未来の人の暮らしが楽になるのなら、やはりそれが僕たちにできる最大限の「仕事」なんだと思う。
そう、諦めるまで、8年かかった。
就職できると思ってた。
でも、できなかった。
だから、せめて未来の人は、発達障害でも簡単に就職できるように、作ってあげよう。